ゆりかごからのジャケット写真

歌詞

ゆりかご (feat. 花隈千冬)

michinoxa

わたしが生まれた日に

遠いどこかで誰か生まれた

煌々と燃える流れ星が凍土に落ちた

わたしが生まれた次の日

同じ場所で誰か生まれた

数年後に出会うだろう

クラスメイトとして

海を漂うプランクトンも

シロナガスクジラも

生き抜いて死んでいくんだろう

通りの桜並木もバッタも

政治家も次の世代に託していくんだろう

ずっと会いたかったよ

この日を待っていたよ

新しいわたしとの邂逅を

大きな親指を握りたいと思ったよ

でもいつかはひとりで歩くだろう

ほんの僅かな時間

この部屋に溢れた温かい笑顔

ほんの少しの時間

わたしの体を包んだゆりかご

ほんの近くの柱が

まるで届かない存在だったころ

途方もないほど広い世界に

早く巡り逢いたいと思ったよ

いつかティラノサウルスも

アウストラルピテクスも

生き抜いて息絶えてしまったろう

近所の金木犀も

プランターの腐葉土も

次の世代に託していくんだろう

ずっと会いたかったよ

この日を待っていたよ

新しいあなたとの邂逅を

大きな掌を握りたいと思ったよ

でもいつかはひとりになるんだろう

ほんの僅かな時間

この部屋に溢れた温かい笑顔

ほんの少しの時間

この子の体を包んだゆりかご

ほんの近くの星が

まるで届かない存在だったころ

煌々と燃える流れ星が

またひとつ凍土に落ちたんだよ

  • 作詞

    michinoxa

  • 作曲

    michinoxa

ゆりかごからのジャケット写真

michinoxa の“ゆりかご (feat. 花隈千冬)”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

アーティスト情報

"