歌詞

例えば 夢の続きをきみが

代わりに描くと言えるのなら

いますぐにでも全て投げ出して

それに賭けようか

孤独も憂鬱も手懐けて

諦めたふりが板について

疲れ果てて掠れた日々に

灰色の後悔を

消さないでくれよ

祈りのうたを

床に転がったままで

いま萎えてくその見えない羽は

もう二度と開きやしないの

本当に伝えたい言葉ほど

きっと小さな声で言うから

聞き逃さないように

耳を澄ましていてくれよ

どうか

抱えきれないほどの痛みに

焼かれ切り裂かれ抉り取られ

残り僅かな命さえすり減らして

さあ何処へ行く

這い上がれよ

差し伸べられた手は

いまもそこにあるよ

夢の狭間でまだ抜け出せない

迷いはそこに置いていけよ

繰り返す自問自答

まだ黙ってる

眠れぬ夜の只中

消さないでくれよ

祈りのうたを

床に転がったままで

いま絶えてくその見えない羽を

もう一度開いて

ねえ行かないでくれよ

もう聞こえない

錆びた夢の狭間で

まだ抜け出せない

きみに届きやしないの

繰り返す自問自答

ただ待ってる

まだ暗い暗い

夜明け前