歌詞

夏をさらう台風　秋の風が運ぶ

もみじ誘う夕暮れを　もやす

日差しが照る昼間　吹く風は冷ます

2人の距離いつまでもどっちつかず

光る葉みてはしゃぐ横顔が眩しい

景色似合う佇まい独り占め

まだ暖かい日の元で並ぶ小学生

通り過ぎる彼女の髪が透けてなびく

溶け出す青とオレンジ感動が流れる

そろそろ日も暮れそうだ

太陽が月にバトンタッチ

夏をさらう台風　秋の風は運ぶ

もみじ誘う夕暮れが燃えつきるまで

ぼやけたまま浮かれ歩く歩幅あわせ

並木移ろい長い夜を　進む

人気のない街はどこか寂しげに

帰るまでの道のりはあと少し

どこか疲れた顔の背広姿が並ぶ

通り過ぎる電車が

告げる今日の終わり

心地良い風に煽られため息が流れる

そろそろこえも寝鎮まる

踏み出した一歩は

夏をさらう台風は秋の風を運び

もみじ誘う夕暮れに燃やされるまま

期待抱き重ね憂う目を合わせ

夜明けを待ち明日へ　進む