Lyric

たとえば

いつもと違う通学路

犬が吠えるあの家の前

新しい街の春のにおい

乗り間違えた電車の向かう先

私だけが覚えていること

折り重なり形をつくる

普遍的なこともそれなりに特別

単純なまま振り返った

雑踏の中 埋もれた声

少し背伸びして

少し色あせて

少し違うなって気付いて

それゆえ 私は私で

他の誰でもないな

肩書きはまだ

ぼんやりしていますが

2色のペンじゃ描けない境界線

簡単に割り切れない

つかの間の感情も本当で

簡単に否定しがたいな

雑踏の中 埋もれた声

少し背伸びして

少し色あせて

少し違うなって気付いて

それゆえ 私は私で

他の誰でもないな

肩書きはまだ

ぼんやりしていますが