

糞を撒く 畑の上に陽は落ちて
西や西や 山の背中を覆っていく
暗い夜道でも大丈夫
でも燃えていたのは月明かりじゃない
シベリアから帰ってきたあなたは 毛布のにおいがした
大きな体に取り付けた帽子のような笑顔
僕は喫茶店のソーダの前で
あなたは向こう岸
夏の川の向こう岸
小さなため息隠すように
照れて笑って夜は来た
生まれて初めて見つけたはずの僕の家に
もう明かりも灯らないその家の前で
真っ赤に揺れていた大きな塊よ
燃えていたのは人間の歌声だ
- 作詞者
TCJ
- 作曲者
TCJ

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燃えていたのは
だるまくん
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