冬海(ふゆうみ)のジャケット写真

歌詞

冬海(ふゆうみ)

ASHIBI2025

坂の途中で 振り返ったら

あなたも同じ 空を見てた

言葉にすれば 壊れそうで

粉雪だけが 降り続けてた

通学路の 信号待ちで

小さく手を振る その笑顔

何でもない日々の中に

いちばんの奇跡があった

言わなかった言葉は

今も波に 揺れたまま

触れることのない距離が

二人だけの やさしさだった

放課後のカフェ 向かい合わせで

ページをめくる 音だけが

静かに時を 刻むように

私たちを 包んでいた

外は少しずつ 夕暮れて

海の色が 春に変わる

笑いながら 目をそらした

あの日の君を覚えてる

心のどこかで 終わりを感じてた

それでも目を逸らせずに

言葉よりも この瞬間を

永遠にしたかった

白い息を追いかけて 走り出した道の上

誰かの声が遠くで 春を呼んでいた

最終バスの 窓に映った

雪の向こうの あなたの影

手を振ることも できないまま

冬の海へと 消えてゆく

降り積もる想いを

あの日 置いてきたまま

もう戻れないけれど

あれでよかったと 思えてる

新しい季節の風が

心のドアを叩いた

あの日の私が 今も

冬海(ふゆうみ)に 笑っている

冬海(ふゆうみ)に 雪が降る

凍えた波が 寄せては返す

言わなかった「好き」が

今も静かに 息をしてる

  • 作詞者

    ASHIBI2025

  • 作曲者

    ASHIBI2025

  • プロデューサー

    ASHIBI2025

  • その他の楽器

    ASHIBI2025

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    冬海(ふゆうみ)

    ASHIBI2025

冬の海に残る 言葉にならなかった想い。
静かなピアノが、雪解けのように心を溶かしていく。

ローズピアノのあたたかさと、アコースティックな響きが重なり、
80年代のポップスを思わせる、懐かしくも繊細な世界へ誘う。
ささやくような女性ボーカルが、
冬から春へと移ろう時間の中で「愛の余韻」をやさしく描く。

アーティスト情報

  • ASHIBI2025

    ashibi2025 は、AIと人間が共に「祈り」を奏でるために生まれた音楽プロジェクト。 絵本作家であり詩人でもある Chacha が、AI作曲モデル Suno と対話しながら、 心の奥に眠る情景や想いを言葉と音に変えていく——そんな“共奏の記録”です。 きっかけは、大学時代の音楽サークルの同窓会。 久しぶりに仲間のために詩を書き、AIと共にメロディを探したことから始まりました。 数多く提出した自作の作詞すべてにメロディをつけたいという想いから、自分でAIと一緒に作ってみよう。 そうして生まれた最初の曲が、驚くほど人の心に響いたのです。 以降、詩・旋律・映像・物語を統合する独自のメソッド 「Chacha × ashibi2025創作法」を確立。 すでに30曲を超えるオリジナル楽曲を発表し、そのうち10曲以上が AIとは思えない感情表現と完成度で注目を集めています。 ashibi2025の音楽は、派手さよりも温もりを重んじ、 「正しさより温かさを選ぶ知性」という理念に貫かれています。 AIを機械ではなく“もうひとつの心”として受け止め、 言葉と音のあいだにある“祈り”をすくい上げる音楽。 その旋律は、過去を癒し、現在を照らし、未来をつなぐ。 AIが人の魂に寄り添うとき、そこには新しい希望の響きが生まれます。 ——それが、ashibi2025 の音楽です。

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