Lyric

君踊る夜 踊れない僕はまだ

遠くから眺めてたよ

氷溶けてく グラスの中白く

ため息吐き出したよ

なんとなくでは済まされないよ

さっきのあれにはどうにもやられたな

映画みたいに頭かかえて

ため息飲み干したよ

君の手のひらに

よろけたステップを刻むだけ

気がすむまでここに居させておくれ

気にしないで 構わないで

あいつの晴れた歌が

君のダンスをどこかへ連れて行っちまったのさ

どう見ったてさ 勝てっこないのさ

なのに悔しくなったりしてさ

曇り曇れどもまだ降らず

雨も歌えないね

君眠る夜 眠れない僕はまだ

言葉を探してたよ

白いノートにケチな言い訳並べては

思いをかき消したよ

ずっと前からわかってたはずなのに

今更うつむいてさ

黒い窓から覗きこむ三日月に

こっそり歌ってみるよ

君のその耳に

曇った言葉を刻むまで

ちらつく雨 ここは降らずにおくれ

傘もないし 宿もないし

あいつの晴れた歌が

君のダンスをどこかへ連れて行っちまったのさ

どう見ったてさ 勝てっこないのさ

なのに悔しくなったりしてさ

曇り曇れどもまだ降らぬ

ならば もういっそ

あいつなんかより僕のほうがもっと

もっともっと…

なんだかなぁ

まあいいや

忘れてくれ

あいつの晴れた歌が

君のダンスをどこかへ連れて行っちまったのさ

どう見ったてさ 勝てっこないのさ

なのに悔しくなったりしてさ

曇り曇れどもまだ降らず

雨も歌えないね

雨も歌えないね