

お客様が神様ならステージの上は地獄だよ
片手にビールの閻魔様が裁きを下す場所
炎のようなスポットライトに身ぐるみ剥がされ丸裸
チケットノルマに首絞められて息も苦しくなる
鋭く尖った視線が僕の心臓を八つ裂きにするんだ
鈍く光ったマイクに叫びが溶けていく
なぜだかそこに辿り着いて
またそこを目指して歩く
震えが止まらない足で地獄を踏みしめる
あくまでも僕が悪魔ならノートの中は地獄だよ
息を殺してそのまま死んだ思いが行きつく場所
ああでもないがこうでもないと書いては消しての繰り返し
スケジュール帳に首絞められてもはや息も出来ない
鋭く尖ったえんぴつが僕の生活を串刺しにするんだ
鈍く光ったその歌に涙が忍び込む
なぜだかそこに辿り着いて
またそこを目指して歩く
震えが止まらない足で地獄へと踏み出す
何が叫びたいわけじゃないけれど何か叫びたいの
憂鬱と卑屈 それとギターを ひっさげてまた地獄へ
なぜだかそこに辿り着いてまたそこを目指して歩く
震えが止まらない足は走り出したら止まらない
なぜだかそこに辿り着いて
またそこを目指して歩く
震えが止まらない足で地獄を踏みしめる
ここで息をして
地獄で生きていく
- 作詞者
斧出拓也
- 作曲者
斧出拓也
- 共同プロデューサー
鋭光
- レコーディングエンジニア
鋭光
- ミキシングエンジニア
鋭光
- ボーカル
斧出拓也

斧出拓也 の“こちら地獄”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード