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歌詞

路傍の花

進藤宏希

京都や滋賀のラッシュアワーは早く こわい顔

彼らにも 家庭や希望があるという事実にかたまる

そんなに押さないで

長岡京 まだまだ人は減りはしない

高槻 茨木を抉り取り 彼らは大阪へ

俯きがちな昼を終えたあと

今日はこの街で彼女に会えるかと

阪神間を進む 連れ合いは徐々に入れ替わる

生まれた町は山の向こう

更に三宮を越えて 西へ

色のない工場地帯

一応まだ 笑顔のストックはあるから

朝日の前では まるで僕らは

路傍の花と同じだ

愛とか恋というちゃちな言葉で

誰かを貶めぬよう

あなたの手を止めぬよう

明日のふりをした昨日

僕らは星と同じで

同時に塵と同じで

僕らは今生きている

繋がりと隔たり

御都合主義で色分けして納得?

架空のボートで渡れ 幻想の日々

さよなら 此処は現実

  • 作詞者

    進藤宏希

  • 作曲者

    進藤宏希

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シンガーソングライター、進藤宏希の何作目かの、そして2021年現在における最新のアルバム(16曲入り)

アーティスト情報

  • 進藤宏希

    宝塚生まれチャゲアス育ち、あるきっかけで中二の夏から狂ったように曲を作り始める。 小窓を開けて息を吸うように、豆電の明りで探しものをするようにして、歌を歌っている。

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