歌詞

取りこぼした夢ならもう 諦めたら良いのに

しがみつくようにまだ 費やした時を惜しむの

積み重ねた想いを ふと指折り数えてみて

取り返したくなった キリがないのに

飛べないふりして 変わるのを恐れてた

いつかは終わるのに 今が続けばいいと

甘い甘い果実のような 香りに誘われてふわふわと

実っても腐ってゆく 誰かを眺めて一息吐く

知らないふりしたあなたにも 知らないふりして笑えたら

ロマンスに騙されて また躓いたばかりなの

今度こそ上手くいく なんて嘘つき

抜けない棘ごと 全て抉った後に

残った空っぽな 抜け殻なのに重い

どうしても忘れられない 過ぎ去った日々に縋りついて

可愛いまま忘れられたい 加工したもので埋め尽くして

本当の事は ひとつも要らないのに

どうして いつまでも 何者にもなれない

甘い甘い果実のような 香りに誘われてふわふわと

実っても腐ってゆく 誰かを眺めて一息吐く

壊れたら捨てて欲しい 玩具箱に置き去りにされた

身体ごと捨てて欲しい くるくる回るのに疲れたの

願わくばもう嫌な事 忘れたいだけなのになぜ