歌詞

潮風が頬をなでる

裸足で走る砂の上

君の笑顔がまぶしくて

時が止まればいいと思った

波音に抱かれて

二人だけの夏が始まる

何も言わずに見つめた瞳

心まで焼きつくように

光る水面を泳いでく

君の声が遠く響く

濡れた髪からこぼれた雫

胸の奥を冷やしてく

波音に抱かれて

この瞬間を忘れない

太陽よりも熱い想いが

僕らをつないでくれる

夕暮れが海を染める

影が寄りそう浜辺で

「また来年も会えるよね」

君の声が波に溶けた

波音に抱かれて

さよならが近づいてく

消えないように手を握りしめ

夏の恋を閉じこめた

波音に抱かれて

君をずっと忘れない