君がいればのジャケット写真

歌詞

君がいれば

林 康行

今日一日のニュースが終わる頃

たわいないはずのそのメールが

週末までまだ遠い今夜

何に俯いたの

自販機の灯りさえも

眩しげな腫れた瞼

終電が置き去りの4時間

ベンチだけの小さな公園

目を閉じても癒えることのないその痛みを

誰にも溢さないように抱えていたんだね

それは手放せるよ

絡みついたその先の

本当の君を知っているから

短い針が降りてゆくのを

物憂げに眺める横顔を

そっと照らす月灯りのように

君を守りたい

暗がりを飛ぶ鳥のように生きてゆくと言うなら

せめてこの歌が届く方へ飛んでゆけばいい

道はなくても

向かい風が行く先だと君はわかっているから

君が望むなら

眠れぬ街の灯りを幾千の星に変えよう

僕の全てが逆さまになっても

君を離さないよ

止めどなく堕ちた千尋にも 開く扉がある

夜が明ければ 東の空を渡る群れ達

“希望”だなんて大それたものじゃないとしても

君のままで そのままでいいと

教えてくれるから

今は少しだけ眠ろう

今日一日のニュースがまた生まれる

  • 作詞

    林 康行

  • 作曲

    林 康行

君がいればのジャケット写真

林 康行 の“君がいれば”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

  • ⚫︎

    君がいれば

    林 康行

「君がいれば」 作詞 作曲 編曲:林 康行

"