

半開きの遮光カーテンから
見えた夕暮れが
淡くオレンジなのに
ときめく事も無くなったよ
さびれた僕の心には
甘いホットケーキと
摘みたての春の吐息が
届くまで何もいらない
菜の花の風はほほえみながら
優しく耳を塞ぐよ
誰の言葉も曲がった優しさも
砂になって明日には
僕から消えてますように
冷蔵庫の奥に隠したはずの
ミルクチョコと
寒い冬のさよならを
見つけるまで何もいらない
菜の花の風はほほえみながら
優しく耳を塞いだよ
誰の言葉も曲がった優しさも
砂になって明日には
僕から消えてますように
ずっとここにいるままなんだよ
息をしただけで傷ついて生きてる
目覚めの悪い朝
誰の言葉も曲がった優しさも
砂になって明日には
僕から消えてますように
泣いて壊れて
今日も終わっちゃうよ
癖になったため息も
いつか治りますように
- 作曲
十三夜カラーチェ
- 作詞
シキシヅキ

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アーティスト情報
十三夜カラーチェ
浮世系ポップスユニット 【十三夜カラーチェ】 「ひねくれ者の歌とマンドリンが、浮き世を形作るポップス」 マンドリンの音色と、ギターやDTMを掛け合わせた個性的な音曲作りを行なっている。 馴染みのあるメロディでありながら、どこか別世界の物語を感じさせるサウンドと歌詞が特徴。 中学時代から同じ学び舎で過ごし、高校時代に意気投合し、コピーバンドを結成。 2020 年 10 月に”十三夜カラーチェ”として本格的に活動を開始し現在に至る。
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