どこの馬の骨かもわからぬ男を
連れて来た娘を見て
やったー、おばあちゃんになれる
とただ一言ただ一言
何も言わずに手を差し伸べて
蜘蛛の糸のように2人を連れてった
大きな大きなお椀の中へ
裸足のまま滑り落ちた
バイトも半年続かず辞めた
やりたいことも中途半端だな
君は台所続いて洗濯物
家のゴタゴタを一つずつ片付ける
8月の暮れにそっと雫がこぼれた
大きな大きなお椀の中へ
ポツンと一粒滑り落ちた
そこから新しい芽が出て膨らんで
忙しく歌を歌い出した
大きな大きなお椀の中で
いろんな声がひっきりなしにあふれて
光の洪水流されて
このままどこまでも僕らを乗せていく
夜を蹴っ飛ばせ
星と月を転がして
土に足をつけて歩き出した
すごいやすごいや
あははあははあははははは
大きな大きなお椀の中へ
裸足のまま滑り落ちた
大きな大きなお椀の中へ
裸足のまま滑り落ちた
どこの馬の骨かもわからぬ男を
連れて来た娘を見て
やったー、おばあちゃんになれる
とただ一言ただ一言
- 作詞
kodama kei
- 作曲
kodama kei
Marlowe Kay の“大きなお椀”を
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母の包み込むような大きな愛と新しい命について歌ったバラード「大きなお椀」、3000年ものあいだ大浦湾を見つめてきた巨大さんごについて歌ったコミカルな「さんごのおじい」、温泉の湯気と祖母を重ねて歌った「恵温泉」の3曲を収録したミニアルバム。
アーティスト情報
Marlowe Kay
--流れ着いたものを受け入れる白い砂浜。激しさと優しさに揉まれて姿を変えていったものたち。僕もそんなふうにここに流れ着いた。もう知っているものとまた出会いたくなったらまたここに戻ってこよう。きっと失くしたものが見つかるはず-- 沖縄を拠点に活動。エレアコといくつかのエフェクターとスマホで録音・制作。
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Chunjun Records