歌詞

もう繰り返さないように 忘れない 大切なのは姿や形じゃない

そっと差し伸べられた手も

幸せを 恐れて振り切る

あの日の未練ばかり吐き 苦い味がした

夕暮れの稲穂に 思い出してしまう

真っ直ぐに貫く 瞳に背向いた日のこと

忘れない 君を忘れない

もう繰り返さないように

忘れない 心の中に

終わらない光を見て

どこか言えず隠し続けた醜い過去さえも

声の奥 息を繋いだ

君だから話せたのに

あれほど硬く結んだ手も

わずかな綻びから解ける

無性についた嘘から壊れる音がした

もう誰もこの手で 悲しませないように

かえらぬ後悔の 先に僕が出来ることは

忘れない 君を忘れない

一本道踏みしめて

忘れない それでも夢に

まだ君の姿を見る

どんな常識もすり抜けて重ねた掌は

何にも 代えられなくて

今その大きさを知る

子供のように戯れあった記憶が

ああ昨日みたく僕の胸をつつくの、もう

夏の木漏れ日うける 温もりは消えぬまま

忘れない 君を忘れない

一本道踏みしめて

忘れない 大切なのは

姿や形じゃない

いつか深い闇を掻き分けて また逢えたのなら

一から 築き直そう

巡り巡って次は僕が

伝えよう 君に絶えない愛

示してゆけますように