歌詞

ねぇ

あんなに愛したはずなのに

終わりは静かに訪れて

あんなに愛したはずなのに

今はただ遠い物語 あぁ

あんなに交わした約束も

叶わないまま風の中

あんなに二人過ごした部屋

秒針だけが響いている

最後の一言は 君が残していった

傷つかないように笑って応えて

最後の一粒をそっと口にして

甘い思い出 味わう

一人きりの夜 キャラメルが溶ける

「またねまたね」って繰り返して

耳に残ってる「愛してる」はもう

他の誰かのものになったの？

ねぇ

ねぇ？

あんなにいつも 笑い合って

ふざけた日を思い出すの

ケンカして泣いた次の朝は

君が淹れた苦いコーヒー

ミルクと砂糖入れて そっとかき混ぜたら

「愛してる」が全部溶けてなくなってた

最後の一言を君がつぶやいて

世界は色を失う

二人きりの夜 重ねた手の温度

甘い甘い記憶の中で

笑ってた君は もうここにいない

「またねまたね」と繰り返すだけ

ねぇ あの日眺めた朝焼けを

もう君は忘れちゃったのかな？

二つ並んだ影帽子

思い出の中で揺れている

一粒残ったキャラメルを舐める

月の灯りが窓辺に差す

耳に残ってた優しい君の声

思い出してしまうよ

一人きりの夜 キャラメルが溶ける

「またねまたね」って繰り返して

耳に残ってる「愛してる」はもう

他の誰かのものになったの?

ねぇ

ねぇ？