Lyric

呼ぶ声は決して届かない　隔たれた距離は万里(ばんり)

寂しさは募ってくばかり　会いたくて

五月雨(さみだれ)によく似た感情　降り止まぬ雨に濡れる

愛しさが膨れ上がるのを　止められないまま

もしあの日　君と離れたあの日

我儘になれていたら　僕達はまだ隣で笑えていたの？

もしも僕に遠くへと飛べるような羽があって

君のもとへと行けたら

渡り鳥羨む　愚かな僕だけれど

どうか君だけは　同じ想いを抱いて

怖いのは慣れてしまう事　時間は残酷な物

届かない指を伸ばしても　空虚を掠める

泣きそうな空を舞う斑鳩(いかるが)よ

この想いを連れてって　遠き地の君へと届けてくれないか？

思い出は綺麗すぎて　時に胸を締め付けてく

いつの日かまた同じように　二人並んで歩き続ける夢見た

会いたくなって、切なくて　心臓が苦しくて

無力さに震えるだけ

もし今、同じ空　君もずっと見てるなら

この想いよ、届け

もしも僕に遠くへと飛べるような羽があるなら

君のもとへと行くだろう

渡り鳥羨む　愚かな僕だけれど

どうか君だけは　同じ想いを抱いて