Empty Engage (feat. ranon) Front Cover

Lyric

Empty Engage (feat. ranon)

SCIKA

誰もいないみたいに無言の街を

埃混じりの月が照らした

私、無関係なままでいたいよ

知られるたび傷ばかりで

何も無い私に気付かないで

口に詰まる 悲しくない振りを

爪で紡ぐ 言葉で塗り潰していた

真っ当な理屈を継ぎ接いで作った

窓の無いビルが痛ましく思えた

不完全を頂戴

自分を偽ったまま 消え去れたら

それが本当だと思ってほしいよ

眩む液晶体、手のひらに収まる関係

まるで逃げ場の無いステージの中

自分探しに飽きないのは

本当の自分なんて居ないからだ

私、無関係なままで痛いよ

交差点を映すファインダー

擦れ違う袖には傷ばかりだ

秒針が切り刻んでいたのは

記憶のテープと

充電器越しの体温のような

愛おしいこと

口に詰まる 意味やアイデアを

爪で紡ぐ言葉の行間に置いた

売り払うほどの生活も心も

何も無い私で居られるくらいの

不完全を頂戴

自分を偽ったまま 消え去れたら

それが本当だと思ってほしいよ

眩む液晶、最期に指で撃った虚構が

望んでいた私の残滓になった

  • Lyricist

    SCIKA

  • Composer

    SCIKA

Empty Engage (feat. ranon) Front Cover

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