

掌に線を描いて空にかざした
あなたに届くよう
許しさえも嘘を吐いた
僕らの目はいつも節穴のままだ
天の狗よ刻を超えて
遥か宇宙の理を表せ
光はまだ見えないまま
それでも僕らは小さな祈りを続けるよ
天国だと信じていた
誰かが仕組んだ泡沫の夢
終わったものは何も無くて
せめてここから歩き始めようか
天の狗よ刻を超えて
遥か未来の言葉を照らし出せ
光と陰のひとくさり
僕らは小さなその手を離しはしないよ
その声は誰にも届いていないよ
ただ下弦の月が笑っているだけ
天の狗よ刻を超えて
遥か宇宙の理を表せ
光はまだ見えないまま
それでも僕らは小さな怒りを
天の狗よ刻を超えて
遥か未来の言葉を照らし出せ
天国など無くてもいい
あなたに届くよう小さな祈りを続けるよ
- 作詞者
モノノケユースケ
- 作曲者
モノノケユースケ
- 共同プロデューサー
烏天狗
- レコーディングエンジニア
烏天狗
- ギター
モノノケユースケ
- ボーカル
モノノケユースケ

モノノケユースケ の“天翔ける狗”を
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天翔ける狗
モノノケユースケ
北海道の妖怪SSWモノノケユースケによる自作妖怪ソング。テーマは 「天狗」。天狗、それは日本の妖怪だが、ルーツは古代中国に遡る。人々は天から降ってくる悪神として流星を天狗と呼んだ。そう、天狗は天翔ける狗なのだ。伝承をもとに天翔ける狗の物語を紡がれる。いつかあなたに届くようにと祈りを込めて。
ジャケット写真は、モノノケユースケ 自らが天狗の花嫁というコンセプトで被写体となる。衣装は、レディー・ガガなどの著名人も愛用する世界的ファッションブランド【algorithm】代表の石岡美久が担当。
アーティスト情報
モノノケユースケ
北海道のシンガーソングライター。 見えないものたちの世界を曲にして歌う。 ソロ活動の他、バンド(ニライカナイバンド、ムックリタッチ&ミー)でライブを展開。 演劇や朗読、ダンサーとのコラボなども積極的に行う。 2016年より社会派音楽劇『妖怪百歌物語』シリーズを企画(脚本演出 鷲頭環)。劇中の挿入歌を作詞作曲。 2020年より、自主レーベル【言霊 RECORDS】を主宰。イベントや飲食店支援音源&MV製作を企画。 2022年1月1日アルバム「予祝」を発売(11曲/¥2200)
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言霊 RECORDS