

Past, Present, Future
疲労は過労になり
自分を騙す遊びをしていた
途中で止めたら楽になる
それを許されないことと固持した
活力と夢想がいつまでも続く
そう誇示することを美徳としている
視界は雄弁
下界は方便
苦労は大恩
徒労は平凡
目の前の箱を丁寧に開けていた
どれを見ても次から次へと増える
形大きさを変えて
その数だけ自分は幸せだと思う
汗を呑みながらひたすら走った
箱を掻き分けて
心は崩壊を迎え
自分という時代が終わった
病んでいくことを感じても
それを美学と解釈していた
今は閉じた時代を開拓しながら
美学はないのだと咀嚼している
時計は騒音
悲鳴は雑音
孤高は安穏
辞世は観音
無数の燃えた箱を掻き分け手にしたのは
うまく隠れていた自分の中の悲鳴
残ったものは小さな安らぎと明確な自由
ここで安息を得て次の時代を待つ
後悔する
言うことが恥という心を
倒壊する
再生のために折る心を
再会する
受け入れた世界の心を
展開する
焼け跡に水をかける心を
自省は悪くない内省も悪くない
臆病にならないで闘病を恥としない
必要なのは認めて進む意志
止まることと生きることに違いはない
- 作詞者
Vagienti
- 作曲者
Vagienti
- プロデューサー
Vagienti
- ボーカル
Vagienti
- ソングライター
Vagienti

Vagienti の“Past, Present, Future (original remaster (2025))”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
Past, Present, Future (original remaster (2025))
Vagienti
過労・自省・再生の詩。
語りと哲学をブレイクビーツに重ねた、静かに燃える衝動の記録。
SunoAI主催「SoundSeasons Vol.1 – Spring Edition」にて3位を受賞したCOME COME114154(Vagienti)が、
その創作世界をさらに深めた最新楽曲「Past, Present, Future」をリリース。
ツインギターが交錯するイントロから始まり、
ポエトリーリーディング的な詩的歌詞と崩したビートが心の奥を撃つ。
構成はExperimental、精神はBreakbeat、語り口はSpoken Word。
現代の「再生」をテーマにした音楽的記録。
“自省は悪くない。内省も悪くない。”
その言葉に、あなたの今は救われるかもしれない。
アーティスト情報
Vagienti
Vagientiは、言葉で心を打つ作詞家であり、AI技術を活かした革新的な作曲家でもある。 一つひとつの歌詞に、リアルな感情と静かな情熱を込め、聴く人の内側に深く響く世界を描き出す。 AI作曲という新たなスタイルを取り入れながら、“人間らしさ”を失わない音楽表現を追求している。 時代に流されることなく、自分の言葉とメロディで、静かに、しかし確実に心に残る作品を紡ぎ続けている。
Vagientiの他のリリース
Vagienti Music