静寂が煩くてのジャケット写真

歌詞

静寂が煩くて

KAFUNÉ

優しさだけ

光の輪郭を撫でる

海辺に咲いた君を懐いた

さながら世界に見えたんだ

漂うだけ

水面の感覚に溶ける

凪沙に咲いた日々を泳いで

このまま、そのまま、さよなら

夜になる 側に這う

この寂しさだけがずっと

あなたがいた事の証明だ

朝になる 目を覚ます

身支度を済ます頃に

気持ちを引き払う

声だけが響く

褪せた春と過ぎた夏と

目紛しい朝だけ残って今

私だけ残って、ただ、

眠りから覚めて

手に残っていたものは

形の無い 甘く 苦い

優しさだけ

光の輪郭を撫でる

自ら踏んだ影を見ていた

そのまま光に消えたんだ

漂うだけ

水面の感覚に溶ける

凪沙に咲いた日々を泳いで

このまま、そのまま、さよなら

あなたの手に引かれてく

二人は幸せそうだ

眠りから醒めたくない

鮮明なままの

思い出の中を

彷徨うままで

生きながら死んでしまったようだ

綺麗な風景は今

眼を塞いでしまいたい程に

切ない色をしている

優しさなんて

世界の心拍 憶えてる

窓際に差した陽射しが映した

さながらあなたに見えたんだ

揺らめくだけ

季節の流れに呆けて

凪沙に咲いた日々を跨いで

そのまま奪ってよ

独りきりの幸福と

愛しいだけの生活を

季節に溶かして

未来に逢いに行く

陽射しの中 きっと生きて行ける

凪沙に刺した想いを裂いて

このまま、そのまま、さよなら

  • 作詞

    Zinsei

  • 作曲

    Zinsei, Takakuzo

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    静寂が煩くて

    KAFUNÉ

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