Lyric

鉄格子の中で今日も咆えているんです

喉が渇いて だから鳴いているんです

落とし所は疾うに失い零百で

理由探して夜を這っているんです

口の端も下降気味で堂々巡りの悪循環です

ただ貴方を想っているだけ

負け犬ならそれでいいから

せめてキリをつけさせて

だって悲観的に考えた方がもう選択の余地は少ない

悲劇演じて同情を買える器用さなんてない

こっぴどく振られて それでも尚見つめて抱いて欲しいだけなのです

戦局は悪化してる きっとそうさ誰もが手を引いてる

生っ粋の愛は他人行儀な君を育てた

自虐的に責め立てたり 二人ぼっちの虚偽に耽ったり ただ貴方と愛し合いたいのさ

ネネと名付けた黒ぶちの猫は三匹の中で一番

可愛かった 可愛がった だけど牙を向けた

ああ

愛とは忍ぶものならば いつまで凌げばいいのでしょう

君を愛する その代償が私の醜さを代弁する

一次選考で振り分けられる社会の檻の名

下憎の世界で「愛とは...」何て哲学で顕示欲を満たさないでくれ

鉄格子の中で今日も咆えてみるんです

撫でられるの待って待って鳴いてみるんです

口の端も急降下で堂々巡りの悪循環です

結局何をしたいんだろう