Lyric

で、朝からずっと浮かれてたのに急に熱とかほんとタイミング悪すぎ

夢の国いくはずだったのに布団の国て、誰が許すのこれ

君は「大丈夫？」とか優しいけど、むしろその声で泣きそうなんだけど

キャンセルボタン押した指がいちばん痛い、まじ最悪

なのに横でおかゆ作ってる君の横顔だけはずるいくらい可愛い

だらだら、なのに夢の国のことばっか考えてるの

ぐずぐず、布団の中でも行く気は消えてないの

君と並んで歩く想像だけで胸の中あったかくなるし

キャンセル押した指がまだズキズキしてるんだよ

今日会えないだけでこんな拗ねるとか自分でも意味不明

でもね、次の予定だけは絶対すぐに入れたいの

……ねぇ、ほんとはさ、あたし行く気満々だったんだよ。

で、食べたけどさ、正直あの味は勇者のチャレンジって感じ

でも「美味しい？」って顔して待ってるから笑ってパクパクしたよ

熱のせいか、君の手のひらだけやけにあったかくてズルい

だらだら、なのに夢の国の地図まで開いてるの

ぐずぐず、熱なのに行きたい気持ちだけ元気なの

あのリボン着けて君に見せたかったって何回思ったんだろ

おかゆの味は正直あれだけど、作ってくれたことが嬉しいの

手のひら触れただけでちょっと体温上がるのずるいよね

治ったらさ、君の腕つかんでそのまま連れてくから

で、ほんとはさ、わがまま言いたいのに、言ったら泣きそうでダサいし

夢の国のリボン選ぶ予定だけ頭の中でまだくるくる回ってんの

君のせいじゃないのに謝ってくるの、なんでそんな優しいの

もう無理、そういうとこだけでまた恋し直すのほんと反則

熱下がったら絶対行くんだから、今日の分までぎゅーしてよ

ねぇ、次のデートはあたしが引っ張るから覚悟してて

だらだら、なのに君の横顔ばっか浮かんでくるの

ぐずぐず、早く会いたい気持ちだけ加速してるの

夢の国よりも君の手のほうが欲しいって気づいちゃったし

「また行こうね」って言われた瞬間、ちょっと泣きそうになった

熱が下がったら絶対今日の分までぎゅーして、逃げないでよ

次のチケットはふたりでちゃんと笑って取ろうね