歌詞

ふと今思い出したんだ

音楽を始めた理由を

父親のレコードでも

母親のテープでもなかった

凍れた景色が目に映る

そこにいたあの人はもういない

未来が怖くて過去も嫌いで

何を持っているのかわからない

だから今日が嫌いな言葉たち

何も眠れと言ってるわけじゃない

そんな自分も自分なんだから

「余計に悲しくなる」って

たしかにね

ふと今思い出したんだ

好きだったあの人の後ろ姿が

最近消えたと思ったのに

どうしてまた出てきたの

悴む季節を思い出す

そこにいたあの人は今どこに

あの人の人生のページに

私はどれだけ字を書けたんだ

些細なことで死にたくなるのはまだ私が子供であるから？

青春など疾うに終わりを告げ私はただただ1人きりなだけ

だから今日が嫌いな言葉たち

何も泣くなと言ってるわけじゃない

そんな自分も自分なんだから

「余計に悲しくなる」って

たしかにね

自分を自分と信じたくないな

こんな人は嫌いだから

目が覚めて今日も朝が来て

少しだけど起きろと日が歌う

朝は嫌いで

時間が過ぎて

携帯から

嫌いになった音が流れ出している