hakusei Front Cover

Lyric

hakusei

byakushin

湯冷め はみ出す夏の治りかけ

弱ることに変わりはない

だらり伸びた尻尾の 切り時

いつからか 分からなくなって

拗ねた映写機 立てる音合わせ

なんとなくオノマトペ並べ

あなたの書くその文字の

止め撥ねの仕方思い返している

足の付くその深さ 裾の深さ

沈むこと

おぼつかぬ本当が横目に

見ているのだ まだ

変わらず尚 水捌けの悪いカラダが

其処にある

昔話が私のふりをしている

塩素交じる茹でた布巾並べ

剥製は至って動かず

水浸しキッチン

友達は瀕死

誰も知らぬように

ふらつく その物心

中身だけ 連れ去ってしまうよ

それなりの言葉遊びの先

訳は分からぬ

不文律 今は今で誰かのモノのよう

おぼつかぬ本当が横目に

見ているのだ まだ

変わらず尚 水捌けの悪いカラダが

底にある

向かいの話や

愉快な私がどうして歌えばいい

  • Lyricist

    yuya orita

  • Composer

    yuya orita

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