歌詞

なんの変哲もない日々

まあまあで過ごしてる

都会じゃない　田舎でもない

まあまあのマイタウン

週に一度の休日が何よりの楽しみで

今週末は愛する君と

ドライブに出かけよう

こんな毎日を繰り返し

何を焦ってるのか

貧しくない　裕福でもない

皆と同じ幸せ

きっと寿命が来るまで

このままでやっていける

できれば寂しい出来事は

少ない方がいいかなあ

「ねえ、迎えが来たわ」

夕方六時君が呟いた

扉を叩く音

旅立ちの日を彼は告げる

あなたで良かった

口をついて出たのは

そんな言葉だった

あなたの未来　汚さない様に

どうか僕を忘れてくれないか

退屈だった日々が

あれもこれも素晴らしく

鮮やかに見えんのは

多分君のせいなんでしょう

無理をして笑う君と

無理をして笑う僕

どっちが悲しいなんてのは

考えなくていいでしょう？

「ねえ、また逢えるかなあ」

夢物語縋りたくもなるな

扉が開く音　君の手を離すその前に

あなたを愛した

僕の中の記憶もあの場所の匂いも

忘れやしないよ

確かにあなたと生きてきた僕でした

さよならなんだね

もっとずっと嫌がられても

君の隣で　君を見ていたいけど

さよならしなきゃな

ありがとう、ごめんな

ごめんな、ありがとう

最後にあなたを想ってるって

なんて素晴らしい

素晴らしい人生だ

あなたでよかった

ありがとう僕は　僕は幸せでした