

夕焼け滲む 沖之郷
風にほどける 遠い記憶
龍舞の 帰り道には
笑っていた あの日の影
どこまで行っても 消えないまま
胸の奥に 残る声
ああ 太田よ 帰りたい
ああ 足利よ 会いたいよ
両毛線の 窓の外
あの頃だけが 揺れている
ああ 太田よ 忘れない
ああ 足利よ 離れない
どこへ行こうと この心
あの街だけに 置いてきた
国道五十号 流れる灯り
すれ違うだけの 人の波
工場の音に 紛れながら
夢の続きを 探してた
強がるだけの 毎日が
やけに静かに 染みてくる
ああ 太田よ 帰りたい
ああ 足利よ 会いたいよ
両毛線に 揺られたら
あの頃まで 戻れるのか
ああ 太田よ 呼んでいる
ああ 足利よ 待っている
遠く離れて 気づいたよ
ここがすべての 始まりと
渡る橋さえ 遠くなって
名前を呼ぶ声 届かない
織姫の灯り 滲む夜に
一人きりで 空を見た
ああ 太田よ 帰りたい
ああ 足利よ 会いたいよ
両毛線の 終着で
降りたらきっと 泣くだろう
ああ 太田よ 俺の街
ああ 足利よ 帰る街
何も言わずに 抱きしめて
あの日のままで いてほしい
遠くに見える 赤城の影
それが帰る場所
- 作詞者
ナカケン
- 作曲者
ナカケン
- プロデューサー
ナカケン
- ギター
ナカケン

ナカケン の“両毛望郷譚”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
両毛望郷譚
ナカケン
群馬県太田市と栃木県足利市を結ぶ両毛の地を舞台に、
誰もが胸に抱える“帰りたい場所”への想いを描いた望郷歌。
夕焼けに染まる田園風景、国道の灯り、そして両毛線の窓に映る記憶。
遠く離れて初めて気づく、変わらない風景と大切な日々。
津軽三味線の力強さと演歌の情念を融合させ、
懐かしさと切なさが胸に迫る一曲に仕上がっている。
「太田よ、足利よ」――
呼びかけるその声は、過去と現在をつなぐ祈りのように響く。
すべての“帰る場所”を持つ人へ贈る、魂の望郷歌。



