aoyukieのジャケット写真

歌詞

花写像

Kを体とする

透明なこの声がいつか

あなたに届くなら

ルコウソウの花言葉は

繊細な愛と教えてくれた

狭い窓辺に置いた赤い星は陽の光を受け

眩しそうに目を閉じる

言えない聞こえない

音にさえならない

あなたの名前を咽の奥底で

繰り返し叫んだ

幾千の花の名をあなたが定義しても

連続な感情は埋め尽くせないから

透明なこの声がいつか色を思い出して

想い伝えられたら

オイランソウの栞は

本当の気持ちの端切れで

鏡の中に映った私からあなたへの花写像

誰かが嘯いた言葉に縋って

虚ろな優しさに甘えていたのは

そうかずっと私の方だった

ただあなたが好きでした

そばにいてほしかった

証明したい命題は

それだけでよかった

もう一度あの夜の約束をやり直せたら

私の声で

幾千の花の名をあなたが定義しても

連続な感情は埋め尽くせないから

歪さに泣く声が単連結を切り裂いて

あなたの影は消えた

  • 作詞者

    道用基底

  • 作曲者

    szhr

  • プロデューサー

    Kを体とする

  • ギター

    Kを体とする

  • ベースギター

    Kを体とする

  • ドラム

    Kを体とする

  • キーボード

    Kを体とする

  • ボーカル

    Kを体とする

aoyukieのジャケット写真

Kを体とする の“花写像”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

代数幾何系ロックバンド「Kを体とする」の1stアルバム。
リード曲「青とシルバー」を始めとし、疾走感あふれるピアノロックと遊び心満載のポップチューンの数々を含んでいる。
完全新曲「花写像」と「記憶は次元の落ちた射影に過ぎない」はいずれも数学をモチーフに人間の儚い愛情を描いている。

アーティスト情報

"