

透明なこの声がいつか
あなたに届くなら
ルコウソウの花言葉は
繊細な愛と教えてくれた
狭い窓辺に置いた赤い星は陽の光を受け
眩しそうに目を閉じる
言えない聞こえない
音にさえならない
あなたの名前を咽の奥底で
繰り返し叫んだ
幾千の花の名をあなたが定義しても
連続な感情は埋め尽くせないから
透明なこの声がいつか色を思い出して
想い伝えられたら
オイランソウの栞は
本当の気持ちの端切れで
鏡の中に映った私からあなたへの花写像
誰かが嘯いた言葉に縋って
虚ろな優しさに甘えていたのは
そうかずっと私の方だった
ただあなたが好きでした
そばにいてほしかった
証明したい命題は
それだけでよかった
もう一度あの夜の約束をやり直せたら
私の声で
幾千の花の名をあなたが定義しても
連続な感情は埋め尽くせないから
歪さに泣く声が単連結を切り裂いて
あなたの影は消えた
- 作詞者
道用基底
- 作曲者
szhr
- プロデューサー
Kを体とする
- ギター
Kを体とする
- ベースギター
Kを体とする
- ドラム
Kを体とする
- キーボード
Kを体とする
- ボーカル
Kを体とする

Kを体とする の“花写像”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
青とシルバー
Kを体とする
- 2
well-defined
Kを体とする
- 3
記憶は次元の落ちた射影に過ぎない
Kを体とする
- ⚫︎
花写像
Kを体とする
- 5
OCTO IS FALL (ver. K)
Kを体とする
- 6
曲線C
Kを体とする
- 7
ガロアスパイダー
Kを体とする
- 8
罪の糸
Kを体とする
- 9
鮫と泳ぐ
Kを体とする
代数幾何系ロックバンド「Kを体とする」の1stアルバム。
リード曲「青とシルバー」を始めとし、疾走感あふれるピアノロックと遊び心満載のポップチューンの数々を含んでいる。
完全新曲「花写像」と「記憶は次元の落ちた射影に過ぎない」はいずれも数学をモチーフに人間の儚い愛情を描いている。
アーティスト情報
Kを体とする
ボーカル・シロタとコンポーザー・道用基底による代数幾何系バンド
Kを体とするの他のリリース



