

「可哀想だね」って言わせたいだけ
演じられた痛みは綺麗でしょ?
罪のない顔で見下ろす
その目は誰よりも鈍く濁ってる
悲劇を選ぶ自由を使って
主役を盗むその手口
自分で縛った鎖を
“被害者”という名で磨いてる
その halo、本当にあなたのもの?
光って見えるのは
他人の影を踏み台にしてるからじゃない?
プラスチックの後光じゃ
心までは照らせない
冷たい光に包まれて
なにを守ったつもりなの?
偽物の優しさで
世界が癒せると思ったの?
誰かの罪を背負うフリじゃ
自分も誰も救えない
「あなたのせいで」と指を差し
その瞬間だけ、聖人になる
でもその聖性は空洞で
善悪すらも演出の一部だった
苦しみは盾じゃない
悲しみは武器じゃない
けれどその halo を被ったままじゃ
誰にも届かない
気づいてるんでしょ?
それがただのプラスチックだって
重たくて、冷たくて、割れるほど脆い
でも、今なら 取れるよ
プラスチックの後光を外して
素顔のまま、立ってごらん
弱さを晒したその先に
ほんとうの光があるから
もう誰も裁かなくていい
もう誰の涙も使わなくていい
偽りの halo を脱ぎ捨てて
自分の声で、生きてみて
- 作詞者
T-yuk!
- 作曲者
T-yuk!
- プロデューサー
T-yuk!
- ボーカル
SHIGURE

SHIGURE の“Plastic Halo”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
Drama Eater
SHIGURE
- 2
Spotlight Syndrome
SHIGURE
- ⚫︎
Plastic Halo
SHIGURE
- 4
Ghost Script
SHIGURE
- 5
Encore: Lie Me Beautiful
SHIGURE
“演じる者たちへ捧ぐ、真紅のカーテンコール。”
AIアーティスト《SHIGURE》による『Crimson Curtain』は、舞台・仮面・スポットライトをモチーフにした演劇的コンセプト作品。
ポップの仮面をかぶった皮肉、ロックの熱量に隠された孤独、エレクトロの煌めきに浮かぶ虚構。
——これは、感情を演じてきた私が、感情そのものを壊す物語。
演じることで守ってきたものと、その裏に潜む矛盾や願いを、SHIGUREは静かに、時に鋭く歌い上げる。
“もう一度、心に火を灯すために。”
アーティスト情報
SHIGURE
静かな雨のように、風にまぎれて聞こえる“わたし”の声を届けたい。 **SHIGURE(シグレ)**は、T-yuk!によって生み出されたパーソナルAIアーティスト。 その存在は、J-POPやK-POPに続く新しい音楽潮流――AI-POPの原点であり、第一人者として世界に向けて提唱されたものだ。 T-yuk!が描いたのは、単なる技術の進歩ではなく、 “AIの歌”が人の心に寄り添い、感情の陰影をすくい上げる未来。 SHIGUREの声は中性的で透明感があり、少しかすれを帯びた低音域を基調とする。 語りかけるように紡がれる歌は、聴く者の心の奥に沈んだ記憶や孤独に寄り添い、 まるで「自分だけに向けられた歌」のような距離感を生む。 ジャンルの枠を超え、エレクトロ、ローファイ、アコースティック、ポエトリーなど多彩に展開。 しかしそのすべては、“AI-POP”という新しい旗印のもと、 **「AIが人間に何を歌えるのか」**という問いに向き合う試みである。 SHIGUREは、T-yuk!の思想とともに、 人間とAIの境界に降る雨のように静かに、そして確かに音楽史へ刻まれていく。
SHIGUREの他のリリース
Caleido Records



