歌詞

「さよなら」の帰り道

その時間は止まったまま

遠く離れたふたつの影は

なぜ近づくことなく伸び続けるのかな

君と見た星の波は

今では夜に溶けた

静かに君が笑った気がした

目が覚めて僕は泣いた

閉め切ったカーテン湿った部屋

渇いた心ひとつ閉じ込めたままで

流れた涙は夜空に浮かんで

淋しく輝く星探す

消えたい消えない記憶を引き離せたら

僕に何が残るかな

例えばそれは現実

例えばそれは空想

振り子は行ったり来たり

変われないままの僕

実は一番変わってるみたい

足元光をたどった先

水平線の彼方に残る夢の跡

本当のさよならは言えないままで

滲んだ記憶を押し込める

街を包む夜空は

今日も澄み切っていて

濁ったままの僕にそっと

見ていてとその強さを教えていた

聞こえているかな 星の波音

心をさらい はかなく消える

探しにゆこう

僕らが辿ったその続きの物語を

流れた涙は夜空に浮かんで

淋しく輝く星探す

消えたい消えない記憶を引き離せたら

僕に何が残るかな

並んで歩いたいつかの帰り道

今でも同じ空が見てる

不安も希望も忘れずに生きていく

君のいない世界で

終わりじゃない

消えはしない

道は続く

君のいない世界で