Lyric

明かりを消して夢を見させて

ざわめきが消え去るまで離さないで

心に絡まる 長い長い蜘蛛の糸を

君が無暗に解こうとして形を変える

戸惑うフリして何故か満たされた気がした

仕方のないことだって 自分自身騙して

生活に不満はない

だけど全部足りてないの

右目で見上げた虚しい景色を

左の耳から搔き消して

行き場無くした逆さまの愛

重ねた嘘で飾る砂の城

その気おくれは 熱で溶かして

騒めきが消え去るまで離さないで

本当よ 夢見た

お手本のような生き方は

私が臆病で不器用じゃなきゃ描けていた

甘いこと言わないで

イヤなわけないでしょう

全て終わった明日には

どんな顔して会えばいい

ふたりで上ったガラスの足場を

驚いたフリして踏み抜いた

愛によく似たそれは偽物

枕2つ分の理想の国

うわべの姿触れて破いて

悲しくもたれ合うだけ それでいいの

ドアを閉めれば 誰も知らない

抱きしめて強く強く壊して

君の手で声を殺して

噛み痕が消えてもまだ胸が痛いの

行き場無くした逆さまの愛

重ねた嘘で飾る砂の城

その気おくれは 熱で溶かして

騒めきが消え去るまで離さないで

終わりね、さようなら