Lyric

小さな窓辺に からっぽの写真立て

静かに揺れるカーテンは

想い出が染みつく

心の折り目に 寄せては返す波が

ただ足元を濡らしては

同じ願い事映し込むだけ

君と重ねた確かな時間は

誰もが忘れてもここにある

祈りの船を涙に浮かべた

君はこれからもずっと

笑っていてほしい

通り雨全てを洗い流した後の

光の向こうで手を振る

君を黙って見送るよ

気の利いた言葉は言えないな

まともな笑顔は作れていたかな

ごめんね 心と頭がちぐはぐ

本音さえも見つけられない

目を閉じたまま形をなぞって

全部わかるほど向き合ったのに

一番素敵な姿だけ焼き付いた

僕の中 君は今も笑っているよ

応援するよ頑張ってね 君が言ったから

心配はいらないと返事した

分かれ道ふたり約束したのに

こんなに辛いわけないでしょう

片道の旅は不時着のように

無くした行き先を求める

捨てられないのに抱えて飛べない

近くて遠い答えは何処

二人寄り添い色付いた日々が

今でも熱を帯びて消えない

祈りの船を涙に浮かべた

君はこれからもずっと

笑っていてほしい

さようなら ずっとずっと

大切な人