Lyric

瞬きひとつ　光が差す

ざわめく夜が　形を崩す

瞬きふたつ　音が跳ねる

ラララ　ラララ　静けさ破る

瞼の裏で　光が弾け

滲んだ映像　目を乱す

窓辺の埃　ゆっくり舞う

眩暈の渦で　思い出沈む

瞬きひとつ　光が差す

ざわめく夜が　形を崩す

瞬きふたつ　音が跳ねる

ラララ　ラララ　静けさ破る

言葉の傷が　頭を刺す

揺らぐ炎が　胸を縛る

こめかみ打つ　暗い叫び

「怖くない」と　声は消えてく

指先滑り　水溜り越える

新聞の裏で　街灯り濡れる

間違いの跡　木霊が笑う

瞬きの間　世界が曲がる

瞬きひとつ　光が差す

ざわめく夜が　形を崩す

瞬きふたつ　音が跳ねる

ラララ　ラララ　静けさ破る

ウー　ラララ

足音滲み　深夜に溶ける

擦れた影だけ　静けさ刻む

触れれば割れる　薄い形

薄い印が　闇に落ちてく

瞬き重ね　視界が崩れ

答えを拒む　声まで凍る

記憶を裂き　残るは歪み

身体の温かさ　筋まで萎む

「何もない」だけ　唇乾く

ライトの染みが　瞳を刺す

数え直しても　光は重なる

歌の雫が　空気を乱す

何もなかった　はずの夜

でも確かに　視線は刺さる

瞬くたびに　影が増える

誰かが見てて　誰かが増える

瞬きひとつ　光が差す

ざわめく夜が　形を崩す

瞬きふたつ　音が跳ねる

ラララ　ラララ　静けさ破る

ウー　ラララ