

風は吹いている キミを咲かせ
寂寞の花に雫落ち
水は流れゆく 線を辿り
静寂の道に暮れて行き
キミを追い 時の彼方へ馳せて
色の無き風を通り
逢瀬へと 逢瀬へと
山は聳え立つ 雲を裂いて
やまびこがキミの声となる
雨は陽を消して 陰を咲かす
涼風よボクを連れていけ
空高き 遠いキミとの記憶
唐桃に染まる西の
彼岸へと 彼岸へと
言の葉紡いでくれた
日暮れに見えるキミは
楓に照る秋霖に消え
凛と雨を聴いていた
稲香る 朱鷺に溺れた大地
瑠璃色の見える空は
もうすぐと もうすぐと
言の葉紡いでくれた
夜去りに見えるキミは
紅葉を照る夕月(ゆうづき)に消え
凛と星を聴いていた
言の葉紡いだ風は
星天仰ぎ舞うよ
月夜の下(もと)秋霖の声
凛とキミは聴いていた
- 作詞者
Glin1002
- 作曲者
Glin1002
- プロデューサー
Glin1002
- キーボード
Glin1002
- その他の楽器
Glin1002

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Glin1002
Glin1002のボカロ曲2ndアルバム。
「僕」は追い続ける「君」の存在に疑いを持ち、証明を試みる。
Glin1002のさらに進化した音楽スタイルで、夜を奏でる。



