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歌詞

砂の城

ふじたゆかり

言葉と音を歌う なにかを祈るように

もう一度 息を吸って吐き出す 削るように

止まれば腐るカラダ いつかは晴れるかな

刺された記憶集め 生まれた 砂の城

喉と両手があるうちに行こう

これ以上 逃げ場などない

掻き毟る腕から流れたのは赤い血よ

耳の奥 裏返る声をただ響かせて

例えば歌を辞めて失う物はなに

裸のカラダ見せて離れた人は誰

どこかに積もる憂鬱と棘を

少しずつ溶かすように書いた

泣き声に聞こえる歌を今も続けてる

深爪とひりつく胸の奥で叫ぶように

引き抜いた心の棘を今も磨いてる

いつかまた動かなくなる胸に刺せるように

あかりを灯す 味のない日々に

もうそこへは戻れない 二度と

言葉と音を歌う なにかに縋るように

いつかは止まる鼓動 それまで続くかな

  • 作詞者

    ふじたゆかり

  • 作曲者

    ふじたゆかり

  • プロデューサー

    ふじたゆかり

  • グラフィックデザイン

    ふじたゆかり

  • ボーカル

    ふじたゆかり

  • ピアノ

    ふじたゆかり

  • ソングライター

    ふじたゆかり

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全編を通してピアノと声を中心に紡がれた、静かで透明感のある作品。
閉塞感や鬱屈した日々の中で、小さな光を見つめる音楽。
青く深い海へとゆっくり潜り込むように、心の重さをそっと洗い流す一枚。

アーティスト情報

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