Lyric

俄然、純真無垢な素振りをし出した

暁に燃える時代の号令が

身に余る産声と

朝焼けの冷めた気温で沈まる公園

頼みの綱錯綜

息の根に繋がる替えの無いモノが

ほらまた消えて

比重が狂った偽りを正して

赤裸々な、さもワタシが下した

苦渋の決断のフリして

辿り着いた　色彩は薄命で脆い

模倣だらけの中に見た彩りが

自前か解りあぐねて

陽炎の日々が

満たしてく今日も虚に息を吐く

鮮明な「サヨウナラ」を

僕が描く聡明な絵空から

切り出すあの夢の一雫を

染み付いた負け癖の痕に

残り香も残さないくらい

懸命なこれまでの日々が槌下ろす

Oh

霞んでく明日(あす)でも

痛みが示す道をゆく

Oh

淀んでく夜も痛みが

道標を出す

光かざした手の影ならば

あの景色まで届くだろうか？

色褪せたボクごと隠すから

僕が描く聡明な絵空から

切り出すあの夢の一雫を

染み付いた負け癖の痕に

残り香も残さないくらい

命名なそれぞれの意味映し出すから

俄然、純真無垢な素振りをし出した

暁に燃える時代の亡霊が

掻き鳴らす産声は

飽く無き疑念と埋葬し無罪放免

柄にもなく錯綜

霹靂(へきれき)に澄み渡る風が漂う僕を運んで

比重が狂ったこの闇を晴らしてく

僕が描く聡明な絵空から

切り出すあの夢の一雫を

染み付いた負け癖の痕に

残り香も残さないくらい

懸命なこれまでの日々が槌下ろす