

右足で踏み込むアクセル
いつまでも忘れない頭にしまい込むピクセル
これが最後と背負い込むけど振り返る悪い癖
35度の猛暑日から10度下回る寒い日
季節は獲物を狙うハヤブサの様に移ろい
さらに遠くなった悲願を置き去りに
自ら選んだ道ですら不安だとお気張りに
とうとう細い糸も絶ってしまった10月の夕方
とぼとぼと歩く自分を俯瞰で感じ
ほとほと愛想が尽きたよなあいつの顔を想像した
何もない秋
駐車場に生える道草の葉についた朝露が
空に向かって落ちたのなら奇跡だろうけど
俺にはそんなもの無価値
緑や青の金属光沢のあるカササギのつがいが
見守ってくれてる世界線の方が
よっぽど付加価値が高い
カラスが早朝4回鳴けば
スズメが電信の上で小さく踊る
今日一日のスイッチがそこはかとなくONに変わる
以前の俺と変わった事はそのくらいだと伝えてくれ
神様
タフだった君との日々
何を語り合おうかなんて今更考えるけど
何も浮かんでこない
ただ声が聴けなくなって傷ついてる
そんな自分に気付いてる
君も同じ気持ちで居てくれたら
振られたと認められる気がしてる
本音と建て前
つなぎ留めたい気持ち
君の気持ち尊重したい気持ち
ふたつの思いがゆりかごで揺れ動いてる
普段見ない様にしてる月
本気で寂しい時ほど夜空に大きく輝いてる
見ない様にしてるのに
まるで忘れないでと言ってる様な
眠い目こすり起きた早朝
ベランダで吸うたばこ
三日月の光に照らされ
静かに細く空に昇っていく
何なんだよ全くと本気で思うけど
君の事忘れられない燃料になっていく
あの頃に比べて人と話し方少しは理解できる
きっと君とは上手く話すことできない
わかりきってんだけどな
正直期待もしてる
最後の言葉も覚えてないけど
何も言わずに去った君だから
急に戻ってくるんじゃないかって
その時どんな言葉で迎えようか
よぉ遅かったなと言うか
やっぱり待ってたよだろうか
こんな想像を何度繰り返して
日常は様々な事の波の中で過ぎていく
駐車場に生える道草の葉についた朝露が
空に向かって落ちたのなら奇跡だろうけど
俺にはそんなもの無価値
この曲が流れるタイミングで
東京行きの飛行機が雲を切って飛んでいく
高濃度の思い出とリンクしてる高高度
カラスが早朝5回鳴けば
メジロが枝葉の隙間で小さく踊る
今日一日のスイッチがそこはかとなくONに変わる
以前の俺と変わった事はそのくらいだと伝えてくれ
神様
- 作詞者
ちびシュー
- 作曲者
ちびシュー
- リミキサー
ちびシュー
- 共同プロデューサー
ちびシュー
- レコーディングエンジニア
ちびシュー
- ミキシングエンジニア
ちびシュー
- マスタリングエンジニア
ちびシュー
- アシスタントエンジニア
ちびシュー

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朝露 (Trap)
ちびシュー



