mukashi-no-hanashi Front Cover

Lyric

mukashi-no-hanashi

1/n

ずっと昔思い出すのも

やっとなくらいに掠れた記憶

蝉が鳴かない暗い夜に

僕らは静かに転がっていた

鮮明なものは何一つ

頭の中に残っちゃいないな

そうやって僕は縦を断って

そして夢を見たんだ

ひっきりなしに家の戸をたたく誰かの手

体は重たい

鉛が埋まっているようだ

全部吐き出して

楽になってしまいたい

逃走しようか

またどっかへ

これが再起動遅めでバグばっかりの洒落にもならないゲーム

だったら

毎回会ってるあの子といつかは一緒になれたかな

そうじゃなくて一回きりで取り返しつかないから

今でもこうして僕は眠ってる

ずっと

数年が経った今も

まるで目の前にあるかのように

街に似合わないその香りが

僕のまわりに漂っていた

露を持て余したあなたは

けだるそうに髪を切り落とし

そして真空を裂くその目つきで

僕の背中を燃やすのでした

ひっきりなしに心の戸を叩くあなたの手

体は重たい

溜め込みすぎたせいだ

全部吐き出して泡になってしまいたい

でも

できないみたい

「青春の呪い」合ってるようで間違っている形容

いつかは僕らふたり荒れる海の中で再会できるかな

そうしたらきっとなんでもないような日常はいらないから

今でもこうして僕は祈ってる

だけさ

再起動遅めでバグばっかりの洒落にもならないゲーム

だったら毎回あってるあの子といつかは一緒になれたかな

そうしたらきっと空間とかもう関係なくなって

いつまでも

寝転んでられるかな

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    1/n

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