僕が大人になるまでにのジャケット写真

歌詞

花火は咲いて

ソラノセイ

茜空が差した夕を見る

鼻歌ひとつ

照れ隠しがそっと僕らの

歩幅に出てる

街歩く涼しさが夜に混ざる

蜩が鳴く

指差して袖を振る貴方が

踵を鳴らす

「急がなきゃ。」少し先を行く

貴方が笑う

振り返り手を引かれるまま

何かが咲いた

ふと空を見る

花火が宙に舞っている

貴方をただ想っている

息を呑む間もなくて

ふと目があって

含羞んでしまうよ

貴方に恋焦がしている

花火が夜を染めるから

どうか今よ、どうか今よ

脳に咲き誇れ

咲いた音ひとつ聞こえたら

提灯が照る

川向こうで飛んだ蛍が

見る間に消えた

夜に風が線を描いている

貴方の髪をまたなぞっている

瞬きひとつだけで

咲く花火は散ってしまうから

なんて考えている間に

またひとつと昇っては消えていく

儚く過ぎた昨日でさえも

瞬きの間に終わる今日も

咲いては散るを繰り返す

この花火のよう

見つめているこの風景が

生きることならば

それでも僕はきっと貴方と

花火が宙に舞っていく

最後の花が散っていく

貴方がただ見とれている

貴方にただ見とれている

流れるはずの明日のそのまた奥に

貴方を描いてる

今日が舞っていく

貴方がただ笑うから

どうか今も、どうか先も

脳に咲き誇れ

  • 作詞

    ソラノセイ

  • 作曲

    ソラノセイ

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