歌詞

腐っていく心を押し付けて

ドラマチックにまた描いている

いつのまにやら汚れた

あの時の純粋さ

廃れ切った愛を知っても尚

ロマンチックに身を窶している

くだらない事ばかりだ

穴の空いた感情で

笑ってたいのに

もう分かんないんだよ

夢を見ていたあの時の目は

何も知らない癖に

もう後悔ばかりの人生だ

バケモノに成り果ててしまったのさ

もうあなたのその言葉ひとつじゃもう

生きてはゆけないのさ

愛も届かないで

歪んでいく感情を無視して

騙し騙しにまた描いている

金にならないならばもう

価値なんて感じられない

自分勝手にまた描いたって

明日の飯は食えやしないもんな

がらんどうの心でさ

綺麗事を吐き捨てよう

「私は好きだよ、君の曲。」なんてさ

その言葉はいくらで売れるの？

あなたをただ無垢に愛せなくなっていたんだ

あの頃の青さでまた目眩がする

あなたに愛を告げる前に

バケモノに成り果ててしまったのさ

もうあなたのその温もりでさえも

心が満たせないの

15でギターを握りしめて

音楽に夢中になった

あの時の僕の選択は間違ってたかな

音楽で生きていたいから

まともな職にも就かなかった

あの時の僕の選択は間違っていたかな

もう後悔ばかりの人生も

バケモノに成り果ててしまう前に

あなたを愛していたのなら

救われていたかな

もう後悔ばかりの人生だ

バケモノに成り果ててしまったんだ

なあ、あなたのその言葉ひとつだけ

今はただ欲しいんだ

幸福も、寂寥も、愛情も捨て去って

淡々と、いつだって、偽って、ただ描いて

ただ描いて、ただ描いて、ただ描いて

まだ思ってしまうんだ

バケモノみたいだ