Lyric

白白明け 霞む黒

東の空からやってくる

「明日」がほら

「今日」をまた

「昨日」へとじわり

追いやっていく

夜の人と朝の人

それぞれ違う顔つきで

「今日」と「明日」を

織り交ぜる

私は何処に向かうんだろう？

裂けた唇 血の味がした

視界は何処？

眩く光る街を見下ろしてる

欠落少女A

私は思う

命を燃やして

尽きるその時には

醜く無様に咲き誇ろう

殊更に

人々の視線を奪い去って

つま先へと絡みつく

塵芥の民衆の影

やり残しもやることも

何も無い虚空の下で

後ろ髪は引かれてないよ

虚ろな視界 虚ろな思考

後悔はない？

欠落少女A

痛みを思う

この先長くて

苦しい道歩んで

何も無い結末を

迎えるくらいならば

この刹那躊

躇いを捨てよう

私は少女A

想い逸れて

迷子の少女A

誰か助けにきてよ

苦しいよ 寂しいよ

ずっと孤独のまま ほら

伸ばした手震えてるでしょ

欠落少女A

誰かを想う

本当は誰かの

温もりが欲しかったよ

さよなら 救いの無い

こんな世界なんてもう

終わらせよう

一呼吸の後に

目を閉じて

華となる少女A