春夏秋冬、恋のジャケット写真

歌詞

冬の香り

山森大輔

中々溶けずくるくる回る小さなマシュマロがふたつ

マグカップのなか僕を覗き返している

どうしても君が作ってたくらい美味しいココアに仕上がらない

情けない顔 隠す必要もないひとりの部屋

ごまかしたいわけじゃなく 傷つけたいわけでもなかったのに

君の目に光る泪 拭うことが出来なかった

冬の香り きらきらといつもと違う街に染める

素直にならなきゃと言い聞かせ目を閉じる

君の顔に ひらひらと雪のかけらが落ちて来て

息を呑むほど綺麗だったあの日

戻れないのかな

脱ぎ散らかした黒い靴が玄関で仰向けに寝てる

君がもし見たらさぞ怒るだろうな

湯気越しに浮かぶ横顔はいつも幸せそうだったと

思い出してやけに苦いココアを無理に飲み干した

離さないって言ったこと 決して嘘じゃなかったのに

君の目に光る泪 拭うことが出来なかった

冬の香り 久々に僕ら好きだった映画を観る

隙間風さえ今 慰めに来てくれたようだ

君の青い しましまのピアスが一つ忘れ物

「ボーダーと言って」と笑ってたあの日

戻れないのかな

君がくれていた当たり前の優しい暮らし

くるみ割り人形の夢のよう

きらきらといつもと違う街に染める

素直にならなきゃと言い聞かせ目を閉じる

君の顔に ひらひらと雪のかけらが落ちて来て

息を呑むほど綺麗だったあの日

戻れないのかな

  • 作詞

    山森大輔

  • 作曲

    山森大輔

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アーティスト情報

  • 山森大輔

    1978年、沖縄生まれ。 東京、ニューヨークで育つ。 日英のバイリンガル。 東京大学法学部を卒業し、司法試験にも合格している。 3歳からピアノを習い始め、 高校からバンド活動をスタート。 ギター、ベース、ピアノなど多彩な楽器を演奏し、プログラミングも自身でこなす。 ROCK’A’TRENCH(ロッカトレンチ)とSKA SKA CLUBのボーカルとして活動。 2012年よりソロ活動を開始。 愛と心の歌を奏でるシンガーソングライターである。

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