歌詞

見逃したドラマの最終回に

よく似た僕らの大失敗

キザなセリフもなんだか朧気なんだ

少しだけ残った缶チューハイ

飲み干して君に浸っていたい

もう少しだけここにいさせてよ

ねぇ星が降ってるみたいだねって

僕ばっか馬鹿みたい

着飾った服もなんだか型なしなんだ

見送った最寄りの改札口

またねって手を振る君に好きって

くらいは許してね

あとがきの思いに気付かないように

歌って蓋をする

僕らドラマの結末は

決まってたかな

2人はこのまま恋に落ちて

繋いだ手離さぬよう握って

だなんてつまらない妄想癖のつまりは

流されてしまった

サヨナラは続きのない

エンドロールになった

君への中毒症状でランデブー

君に夢で逢えたならバビデブー

等身大の愛の言葉もたまには嘘をつく

愛されたい人に愛されないとか

愛されなくても愛してたいとか

あぁなんか自分でも

わかんなくなったな

たまには二人で遊び行こうとか

時には二人で映画を見ようとか

言えば変わるかもなんて縋った

今更ごめんだなんて伝えたら

君はなんて言うかな

2人は歳をとって

しわくちゃになった手と手繋いで

だなんてくだらないシナリオばかり浮かぶな

フィルムに残ったサヨナラは

ボケやけて

オレンジに染まる

このまま愛し合って

2人はドラマの主役なって

だなんてくだらないつもの君のくだりは

色褪せてしまった

サヨナラの

続きがないな

2人は恋に落ちて

繋いだ手離さぬよう握って

だなんてつまらない妄想癖のつまりは

流されたまま

サヨナラの

続きがないから

エピローグを綴ろう

僕がエピローグを歌おう