

ドラマチックにならない日々が 君に貰った桃色の飴を
転がしながら溶けてくような 平生最後の味になるのか
君の街に行く電車に乗れど 体感速度は遅くなるのだ
街の景色 街灯が照らす 淡くなってく灰色の春
何もない日々を繰り返すのは 未だあどけない乾いた声と
褒めようのない軽蔑の中 違いだらけの普通の世界
彷徨っているその情景が 踏み出すようにヒラヒラ揺れて掠れた
飛んだように見えたのだ その羽根が
出会えなかった夜を超えて 1人ぼっちの朝を迎えて
見えた明かりの光芒の先に 君が居たら
行けない場所には行けないままで 言いたい言葉は言えないことで
なりたくない人に近づき 見えない君を夢に見てしまう
もう大丈夫反対方向の 君が居れば世界はそれでいいのに
確かめようのないものに 揺らされて
例えば君の後ろ姿 抱きしめられない時間の束
笑った君のその声の先に 僕が居たら
もうやめて 目を開けて 寝たふりで現実を捨てるのは
もうやめて 目を開けて 死んだふりで同情を募るのは
- Lyricist
shirai
- Composer
shirai

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Artist Profile
marriage blue
An alternative rock band from Hitotsubashi University. The lyrics are based on the vocalist's own experiences, and the band's performance is free from any concern for harmony, resulting in rough and ready music.
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