秋、結ぶのジャケット写真

歌詞

レイラ

mizu plus

「明日の事なんて俺は知らねぇ」と

のたまっていたのは

いつの日かの僕だ

「でも、明日の事なんて

誰にも分からないよ?」と

得意げな顔で 笑う君

夕方5時ちょうど 駅前のロータリー

大きな荷物を背負って

歩いていく少年

「この街ともしばらくは

お別れなんだな」

遠くの夕日に 手を振った

レイラ ねぇ レイラ

教えてよ この世で

一番綺麗なものを

レイラ ねぇ レイラ

夢の在り処 そこまでの道のりを

「10年後にはこんな風に

なっていたいよ」

目を輝かせていた いつかの少年

けど、あれから10何年時が経っても

何者にもなれていない

いつかの少年

「こんなはずじゃなかった」

なんて言うなよ

物語りを勝手に終わらせないで

「明日の事なんて

誰にも分からないよ?」と

あの日と同じ言葉で微笑んで

レイラ ねぇ レイラ

聞かせてよ 素敵なその歌声で

レイラ ねぇ レイラ

弦の切れた フォークギターで

もう一回

レイラ ねぇ レイラ

教えてよ

偶然みたいな運命を

レイラ ねぇ レイラ

ドラマチックに震える瞬間を

僕らだけが描ける未来図を

誰もが驚くような結末を

  • 作詞

    飯田正樹

  • 作曲

    飯田正樹

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アーティスト情報

  • mizu plus

    mizu plusは、何歳になっても少年のように笑う飯田正樹と、飄々としながらも、知的な面も併せ持つ渡辺貴志による2人組バンド。 飯田正樹は、キャッチーなメロディーを生み出すことに長けた心優しきシンガーソングライターである。 かつて不登校だった彼は、世の中で上手く生きていけない人びとに寄り添うかのように、切実な歌詞と多彩なメロディーを紡ぎ出していく。 渡辺貴志は、繊細で丁寧な指さばきが身上のギタリストであり、さまざまな音楽機材を自由自在に使いこなす。 早稲田大学を卒業している彼は、高い知性と規律でmizu plusの音楽を裏から支えている。 2人の相異なる個性によって形作られる楽曲たちには深い味わいがあり、バリエーション豊かで、聴く者の心に優しく沁みわたっていく。 ちなみにmizu plusというバンド名は、有名恋愛ゲーム『ラブプラス』から着想を得たものであるが、そのゲーム内容とバンドの曲風に関係は全くない。 メンバー2人がそのゲームを好きなわけでもない。

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