歌詞

空を仰ぎ見る

あなたの瞳は強かった

瞬きの数だけ何を確かめていたの?

胸の鼓動が聞こえてきそうな

距離にいながら私はあなたの

憂いも喜びも

理解できずにいたんだね

ごめんね もっと優しい言葉を

掛ければよかった

いつでも 本気すぎるの

優しい嘘 思いつかないの

閉ざされた心の奥も

抱え込んだ胸の内も

この綺麗な空の下なら

うち明けてくれると思えた

あなたはそこにいるのに

あなたのカケラも

描ききれてないようで

わたしの線が 歪んでいく

余白の白も曲線の美も

全てが一つに解け合うような

絵を届けたい

軽やかなステップを踏んで

今日も鳥と戯れてみたんだ

さえずりがこだまするたびに

あなたを思い出す

地に足ついているあなた

天界からぶら下がる私

「案外二人はお似合い?」

そう思うのは私だけかもね

ときおり見せる強がり

少年に戻る瞬間

聞く者全てを笑いに誘う

あなたのそのおしゃべり

あなたを想えば想うほど

目眩と蹌踉めきが繰り返し私を襲う

それでも雨上がりの虹を

奏でていたいの

できたらあなたと

二人で 微睡む時の中

離さないでいて