

「ねぇ、生きるってさ、なんなんだろうね」
「またその話?」
「だって、昨日の夢、全部白黒だったんだ」
「夢まで哲学しないでよ」
「今日の空、綺麗だよ」
「ほんとだ。写真撮っとく?」
「ううん、撮らなくていい」
「なんで?」
「あとで見返す頃には、もう違う空だから」
「最近さ、時間が早すぎて怖い」
「大人になった証拠だよ」
「それ、慰めになってない」
「でも、まだ“怖い”って言えるのは、いいことじゃない?」
「ねぇ、僕たちの人生って誰のもの?」
「少なくとも、親でも先生でもないでしょ」
「じゃあ、どうすればいい?」
「好きにすればいいじゃん」
「……そんな簡単に言うなよ」
「だってほんとは簡単でしょ」
「昨日、電車で泣いてる子がいてさ」
「助けた?」
「声かけられなかった」
「優しさって、勇気とセットだからね」
「君、たまに冷たいよね」
「本気で言ってる?」
「ううん、ちょっと羨ましいだけ」
「もし明日、地球が止まったらどうする?」
「たぶん寝る」
「それはズルい」
「でも君もきっと同じこと言うでしょ?」
「……うん、多分」
「ねぇ、人生って、選択肢ばっかりで疲れるね」
「間違えても、続きがあるならいいじゃん」
「ほんとにそう思う?」
「思うよ。だって、映画みたいにやり直せないし」
「……そっか、だから撮り直せないんだ」
「ねぇ、今日も同じ空見てる?」
「うん。昨日より少しだけ青い」
「それ、うまいこと言ったつもり?」
「ううん。ただ、生きてるだけ」
「……まるで映画みたいだね」
- 作詞者
佳
- 作曲者
佳
- プロデューサー
佳
- その他の楽器
佳

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まるで映画みたいだね
佳
アーティスト情報
佳
佳(Kei)は、Lo-fi、オルタナティブロック、インディーポップを軸に活動する音楽アーティスト。 透明感のある言葉選びと、どこか懐かしさを感じさせる風景描写を特徴とし、日常の中にある小さな感情や記憶の揺らぎを音楽へと落とし込む。思わず口ずさみたくなるメロディと、聴き終えた後も残り続ける余韻を大切にした楽曲を制作している。 エレクトロニカ、オルタナティブロック、ドリームポップの影響を受けたサウンドと繊細な歌詞表現が持ち味。AIを創作パートナーとして取り入れながら、自身ならではの音楽表現を追求している。
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