Lyric

ああ今日もやっぱり何にも言えずじまいだった

あの子の寝言には全然なれないまま

散らかった化石の部屋で素敵な夢は風邪で寝込んでる

ぼんやり眺めてる壁の油絵は授業で描いた簡単な景色

ひどく歪んだスケッチはそれがそのまま外の世界

いつか誰も悪くない

無邪気さだけで壊れてく星に

あの子は舞い降りて

もう少しここにいたいと思った

どこにでも行けると言っていた気がする

二本の足があれば世界中どんなところにだって

行って何にでもなれると思ってた

だけど一歩も動けずに何者にもなれないで

出来ないことばかり増えてどうもありがとう

いつか誰も悪くない

無邪気さだけで壊れてく星に

僕もよじ登り

寝ぼけた歌を口ずさんでいる

海が２つに割れるとき

君が半分眠るとき

やさしい雨が濡らすように

みんな元に戻ってく

やっとはじめに戻れたよ

ずいぶん歩かせるじゃないか

こんな所に咲いていた

上手く言えるはずがないさ

わるい頭と悪いネコ

やさしさだけで疲れてく

君のかたちが好きだった

古いラジオが歌ってた

割れた黄色い大地にもきれいな花が咲くように

僕らここに降りてきて寝グセの頭のままで歩いてく