歌詞

さよならした夜の街　冷たい風が刺す

あなたの声がまだ　胸の奥で響く

強がりの背中が　心に影を落とす

離れるほど気づいた　その優しさに

好きだったのに（好きだったのに）　伝えられなくて

遠ざかる背中に　何度も手を伸ばす

戻れない現実　涙でにじむ空

愛しさと後悔が　混ざり合う夜に

思い出が絡まる　歩いた道の先

笑顔の裏にある　不安を見逃してた

後悔の波間で　揺れる小舟のように

今さら届かない　気持ちだけが募る

もしもあの日に戻れるなら　強く抱きしめたい

でも過ぎた時の流れには　逆らえない私がいる

好きだったのに（好きだったのに）　遠くなっていく

涙が溢れる　あなたを思い出す

未完成の愛が　夜空に消えていく

忘れたい忘れない　心が叫ぶだけ

星が滲む空の下で　一人立ち尽くす

「ありがとう」と呟いて　終わりを告げる夜