金継ぎの心臓のジャケット写真

歌詞

金継ぎの心臓

あまつぶドロップ

5時過ぎに見た空は何を混ぜたのか分からない白で

どっちつかず 心模様 どこか似てて怖かった

レースみたい 柔らかな憂鬱 僕を今日も閉ざしてく

遊具に飛び乗った彼女は確かに羽根が生えていた

今では誰かを踏みつけて笑ってる

継ぎ接ぎの金 に瞼の赤 全部混ざった僕の色が

ぼやけた視界ではたいして朝日も綺麗に見えなくて

何度もういいって目を閉じても熱を持つ心臓が叫ぶ

逃げ場の無いこの心が 生きて痛いと 喉を揺らすから

小さな教室はいつも不完全な平等を掲げ

透明に侵されたここじゃ息も出来なかった

心の値段は明日もしれぬ トモダチだって言うのか?

割れた破片をひとつづつ拾い集めるような

間違った欠片ひとつも愛せるよう

音の外れた青に慈しみを  全部混ざった僕の音は

言葉で溢れたここでは聞こえないことを知っている

零れたもの達の鈍い光で夜を歩いてく。

塗り重ねた色引きつった音も

全部どうしようもない僕の歌だ

何度暗闇に飲まれてもうるさい心臓が存在を叫ぶ

感情の名前を探して歌い続ける僕の声で

聴こえますか?

  • 作詞

    あまつぶドロップ

  • 作曲

    あまつぶドロップ

金継ぎの心臓のジャケット写真

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