5時過ぎに見た空は何を混ぜたのか分からない白で
どっちつかず 心模様 どこか似てて怖かった
レースみたい 柔らかな憂鬱 僕を今日も閉ざしてく
遊具に飛び乗った彼女は確かに羽根が生えていた
今では誰かを踏みつけて笑ってる
継ぎ接ぎの金 に瞼の赤 全部混ざった僕の色が
ぼやけた視界ではたいして朝日も綺麗に見えなくて
何度もういいって目を閉じても熱を持つ心臓が叫ぶ
逃げ場の無いこの心が 生きて痛いと 喉を揺らすから
小さな教室はいつも不完全な平等を掲げ
透明に侵されたここじゃ息も出来なかった
心の値段は明日もしれぬ トモダチだって言うのか?
割れた破片をひとつづつ拾い集めるような
間違った欠片ひとつも愛せるよう
音の外れた青に慈しみを 全部混ざった僕の音は
言葉で溢れたここでは聞こえないことを知っている
零れたもの達の鈍い光で夜を歩いてく。
塗り重ねた色引きつった音も
全部どうしようもない僕の歌だ
何度暗闇に飲まれてもうるさい心臓が存在を叫ぶ
感情の名前を探して歌い続ける僕の声で
聴こえますか?
- 作詞
あまつぶドロップ
- 作曲
あまつぶドロップ
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あまつぶドロップ初のEP
16歳のボーカルありんこの紡ぎだす物語のような詩の世界を
感じることができる4曲